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腎臓疾患

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腎臓疾患

■慢性腎炎

慢性腎炎とは、何らかの原因で持続的に腎臓に異常が生じ、体にとって不要ではないタンパク尿や血尿を呈する疾患です。

多くの場合自覚症状は無く、無症状で経過するものがほとんどであり、健康診断で偶然に発見されたり尿検査で異常を指摘され発見されるものがほとんどです。
また、人によってはまぶたや足にむくみが生じたり、見た目でわかる程度の血尿を認めたり、尿が泡立ったりすることで気づくこともあります。

慢性腎炎の中にも様々な疾患があり、これらの中には、腎臓の働きに影響がないものから、将来的に腎臓の働きが低下し、腎不全に至るものまで様々です。 また、経過観察だけでよいものから、薬による治療や、食事療法・安静が必要なものもあります。
したがって、尿検査で異常を認め、慢性腎炎が考えられる場合は、その原因を詳しく調べることが重要になります。

■腎不全

腎不全とは、何らかの原因により腎臓の働きが低下した状態であり、その程度により様々な症状が見られます。

経過から急速に腎臓の働きが低下する急性腎不全と長期間を経て腎臓の働きが低下する慢性腎不全に分類されます。
急性腎不全は、原因にもよりますが腎臓の働きが改善するものも少なくありませんが、逆に慢性腎不全の場合は、腎臓の働きが改善されることはほとんどありません。
慢性腎不全の原因は様々であり、糖尿病、慢性腎炎、高血圧などの疾患や、先天的な疾患でも腎不全に至ることがありますが、最近は糖尿病が原因で腎不全になる人が急増しています。

腎不全が軽い場合には自覚症状はほとんどなく、この時期には食事療法や安静、原因疾患に応じた薬物による治療が実施されます。

しかし、腎不全が進行し、尿毒症を呈する場合には透析療法が必要となります。

尿毒症の症状は、初期の頃は全身倦怠感、嘔気・嘔吐、食欲不振など特徴的なものはありませんが、病状が悪化すると、けいれんや意識障害を呈し、生命にかかわることもあります。

■CKD

慢性腎臓病(CKD)とは慢性に経過するすべての腎臓病を指します。

あまり耳にしないかもしれませんが、実は患者さんは1,330万人(20歳以上の成人の8人に1人)いると考え られ、新たな国民病ともいわれています。

生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や、メタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。
腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担っているため、慢性腎臓病(CKD)によって腎臓の機能が低下し続けることで、さまざまなリスクが発生します。

また、腎臓は”沈黙の臓器”といわれ、自覚症状が現れにくいこともありますので早期発見・早期治療が重要です。

腎臓の働き

腎臓は”あなたの体を正常な状態に保つ”働きを持つ 大切な臓器です。

腎臓は、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右対称に2個あります。 主な働きとして以下の5つがあげられます。

1.老廃物を体から追い出す!
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出してくれます。
また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。
腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積し尿毒症になります。

2.血圧を調整する!
腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。
血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、血圧が低いときは、塩分と水分
の排出量を減少させることで血圧を上げます。また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌し、血圧が低
いときに血圧を上げます。
腎臓と血圧は密接に関係し、腎臓の働きの低下によって高血圧になることもあります。
また、高血圧は腎臓に負担をかけ腎臓の働きを悪化させることもあります。

3.血液をつくる司令官!
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられます。
腎臓の働きが悪くなるとこのホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になります。

4.体液量・イオンバランスを調節する!
腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。
腎臓が悪くなると体液量の調節がうまくいかないため、体がむくんでしまいます。
また、イオンバランスがくずれると、疲れやめまいなど、体にさまざまな不調が現れます。

5.強い骨をつくる!
骨の発育には複数の臓器が関わっています。その中でも腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDをつくっています。
腎臓の働きが悪くなると活性型ビタミンDが低下し、カルシウムが吸収されなくなって骨が弱くなるなどの症状が出てきます。

腎臓病の予防

腎臓病は生活習慣病のひとつです。腎機能を保っていくためには、日々の生活から気をつけていく必要があります。

■喫煙
喫煙は慢性腎臓病(CKD)の発症・進行に関与していると考えられます。
また、喫煙は心血管病など様々な病気の 危険因子でもあるので、まずは禁煙することが重要です。
<<禁煙外来について

■飲酒
適度の飲酒は、慢性腎臓病の危険因子とはなりません。
しかし、過度の飲酒は、慢性腎臓病や末期腎不全の危険因子となりうるので注意しましょう。

■運動不足
糖尿病や高血圧の発症を抑えたり、適正な体重を維持するためにも運動することが重要です。
自分の体力や体調にあわせて、適度な運動を定期的におこないましょう。

■不規則な生活
無理な残業などによる過労を避け、睡眠を十分にとりましょう。ストレスも大敵です。

慢性腎臓病(CKD)の発症・進行を抑える生活習慣は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満・高血糖・高血圧・脂質異常)と共通しています。
すなわち、これらの生活習慣を改善すれば、CKDをはじめさまざまな病気の予防につながります。

腎臓病検査

  • □ 健康診断の尿検査の項目で異常を指摘されたことがある。
  • □ おしっこの色が変だと感じたことがある。
  • □ おしっこが泡立っていると感じる。
  • □ 顔色が悪いと言われることがある。
  • □ 疲れ易い。疲れが抜けない。息切れがする
  • □ 靴や指輪がきつくなった。むくみを感じる。

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気になる症状があればご相談ください

主な検査の種類と概要

img01 尿検査

尿にたんぱく質や血液が漏れ出てないかを検査します。ただし、発熱や激しい運動などでもこれらがでることはあるので、1度検出されたら、必ず2~3度繰り返して検査し、確認する必要があります。

会社の健康診断などで一般的に行われる検査ですが、専用の測定キットを使えば家庭でも行うことができます。

img02 血液検査

定期健診などで一般的に行われる検査です。

さまざまな値を調べて腎臓の働きをチェックしますが、そのなかでも大切なのが血清クレアチニン値です。

この血清クレアチニン値がわかると、腎臓の働きを数値敵に確認することができます。

img02
画像診断 超音波検査や腹部CTなどで、腎臓の形、大きさや合併症(腫瘍や結石など)の有無を調べます。
腎生検 腎臓の組織を顕微鏡で検査して、正確な診断をします。
診療時間
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